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病院ではじめてのED治療薬処方
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ED専門クリニックの待合室
『ED専門クリニックでのED治療薬の処方の体験談』
受付で初診であることを告げ、保険証を提示しようとすると、「EDクリニックは自由診療(保険適用外)のため、提示は結構です」と告げられます。そして、1枚の問診受け取った問診票に必要事項を記入していく票を手渡されます。
名前や生年月日、連絡先のほか、過去にED治療薬を処方された経験やアレルギーの有無、循環器系の既往症、服用している薬剤名を記入する欄が並んでいます。
問診票は数分あれば書き込める程度の分量ですが、「とくに高血圧や不整脈、狭心症など循環器系の治療薬を服用している人は、そのことを忘れずに記入してください」とあります。
EDの主な原因の一つが動脈硬化です。ペニスにはボールペンの芯ほどの太さの陰茎深動脈が2本走っており、性的刺激を受けると血流量が急激に高まる。それに伴って陰茎が硬くなるのが勃起です。ところが加齢によって動脈硬化が始まると、細い陰茎深動脈は真っ先に影響が出る。ED治療薬は興奮剤ではなく、血管を拡がりやすくする薬。だから、同じように血管拡張作用のある降圧剤、抗狭心症薬などを服用しているかは、きちんと医師に伝えましょう。
医師が診断に際して必要とする情報の他に、「ED」という悩みの特性に配慮した記入項目を設けているクリニックもあります。末尾に(診察時の希望・聞きたいこと・確認したいこと)という項目が設けられている場合もあります。
口使ってみたい薬がある・又は処方してほしい薬は大体決まっている
口自分にとって、どの薬が良いのか分からないので、相談したい
口ED治療薬を使うべきかどうか、そこから相談したい
口副作用について聞きたい
口お酒や食事の影響について聞きたいといった選択肢にチェックを入れていく形式となっている。問診票にそのような項目を設けた理由については、患者のなかには、受診に際して自らの性事情を話すことに抵抗がある人が少なくないので、下半身の問題ですから、必要以上のことは話したくないと考えるのは自然なことです。そこで、診察でやり取りする内容を必要最低限で済ませるために、それぞれの患者の知りたいこと、ニーズをあらかじめ把握しておこうという意図で、問診票の内容に工夫を重ねられています。
会社帰りと思しき40~50代の男性が次々とクリニックに入ってきますが、それぞれが待合室にとどまる時間はごくごく短い。記入した問診票を受付スタッフに返して2~3分もすると、名前を呼ばれ、すぐ隣にある診察室へと移動していく。
ED専門クリニックの診察室
診察室では医師と机を挟んで向き合う。看護師の同席はなく、部屋には2人だけとなる。一般的な病院の診察スペースに置かれているベッドなどはなく、かなりシンプルなつくりです。
診察室に入っていただいた後は、原則、EDの症状、既往歴、手術歴、現在治療中の薬剤の確認で、視診や触診はありません。なかには泌尿器科外来のイメージで、ズボンを下ろそうとする方もいるようですが、問診だけですので安心です。バイアグラが発売された当初は医師側も適正量が確定できず、心電図や脈拍をとって心臓の状況を確かめる医院もあったようですが、今ではそのようなクリニックはほとんどありません。
診察中には、医師が口頭で。「勃起の程度」を確認する。
「挿入できる程度の硬さにはなりますか?」とか、「全く勃だないですか?」といった質問があります。その答えによって処方する薬の種類や量が変わってきます。診察で申告してもらった状態と症状が大きく違っていると、ED治療薬を飲んでも効果が出ないことがあります。話しにくい内容かと思いますが、正直にお答える必要があります。淡々とした口調で問診が進みます。
あとは問診票に記人した内容に沿い、服用している薬を確認する質問が大半です。
狭心症を始めとした心血管障害に処方されるニトログリセリンなどの「硝酸剤」を服用していたらED治療薬の処方はできません。ほかにも不整脈で治療薬を服用している方や網膜色素変性症の方なども副作用が生じる可能性があるため、既往症についての質問がほとんどになります。
「セックスの相手は誰か」、といった自身の性情報に関しるプライベートな質問はありません。EDが心因性によるものなのかを判断するために「毎回、勃起しないのか、勃起することもあるのか」といった質問をすることはありますが、それ以上詳細な状況を聞くことはありません。
こうして。「服用に問題なし」と判断されると、ED薬の説明に移ります。
バイアグラ、レビトラ、シアリスの3種の薬について、一覧表を見てもらいながら違いを説明します。食事の影響を受けやすいバイアグラに対し、錠剤のコーティングが向上したシアリスは、食事をしてから服用しても、効能が低下しにくい(両薬の中間的な位置付けなのがレビトラ。現在は製造工場が工事中で供給停止中)。
どういうタイミングでセツクスをするかは人それぞれです。医師にセックス習慣を明かさなくても、自分のスタイルに適した薬が見つけられるように、一覧表を用いながら、わかりやすい説明を受けます。もちろん、不安な点があれば質問もできます。
バイアグラにはフィルム形式の新剤型もあります。財布などにも入れておきやすく、舌の上に乗っけるだけで水なしで効果が現われるので、場所を問わずに服用できます。効果は錠剤のものと変わらないとされていますが、人によっては30~40分ほどで効果が現われる方もいます(錠剤は約1時間)。そんな体験も交えてお話しすることで、薬の特性などが伝わりやすくなっています。
問診の最後に、処方する薬の種類と量を決めます。問診票の裏面にED治療薬の種類と1錠あたりの値段が記載されている。そこで値段を確認した上で、診察の際に希望する種類と量を伝える。医師が了承すれば処方が受けられます。
診察は10分ほどで終わり、待合室に移動するよう告げられます。
ED専門クリニックの処方
診察が終わった後に、院外の薬局などに行く必要はなく、処方が決まった薬は受付で渡されます。
バイアグラー錠(25mg)が1300円で、フィルムタイプは1枚(50mg)が1000円。レビトラー錠(10mg)は1500円、シアリスー錠(10mg)が1700円という値段になっています。
価格を重視される方には、バイアグラのジェネリック(シルデナフィル)もあります。武田テバなど3社から発売されていて、正規薬の半額以下の値段になります。1錠が550円の価格になっています。治療薬はいずれも、1錠単位で購入することが可能です。
転売目的と思われる大量購入の場合を除き、基本的には購入制限を設けられていません。初診の方は1~2錠を試しに買っていく方が多いですが、遠方からお越しの方だと数万円分購入していく人もいるようです。「何度も通うのは気が引ける」と感じる人も、ある程度まとまった量を購入できる仕組みになっています。
待合スペースに戻ると、すぐにスタッフから名前を呼ばれるので、そこで支払いを済ませます。ED専門クリニックでは、初診料や再診料といった診察代はかからず、支払うのは薬代のみ、というところが大半を占めます。
薬代の支払いが終わったら、院内ですぐに薬を受け取れます。
処方薬を入れた袋には、中に入っている薬剤名やクリニック名、患者さんのお名前などは一切記載せずに、真っ白なものになっています。袋を持っているだけなら、ED治療薬の処方を受けたとはわからないようになっています。
初診の方には、薬を受け取っていただく際に、診察券を一緒に渡されます。そこにも、記載されているのは名前、クリニック名など必要最低限の情報のみです。患者のプライバシーには、最大限配慮するように考えられています。
クリニックに入り、薬を手にして外に出るまでにかかる時間は、およそ15~20分ほどです。2度目以降になると、薬の種類など省略できる説明も出てくるので、さらに短時間での受診も可能になります。
風邪を引いたら内科に行き、薬をもらう。それと同じような気持ちでEDクリニックにも通院できます。ED治療薬の普及とともにその。窓口となるクリニックも利用者本位の考え方で独自の進化を遂げているようです。