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ED・勃起不全のよくある質問

人に聞けないED・勃起不全に関してのFAQ

 

Q.ED・勃起不全とは何か?

A.そもそも、「勃起不全」という言葉自作が皆さんには、耳慣れない言葉かもしれません。皆さんが普通、日常で使われる場合は、「インポ」という言葉だと思います。これは、医学会でもつい最近まで広く使われていた「インポテンス」の略です。この言葉の意味は「不能」ということで、言葉自体にかなり侮蔑的屈辱的意味を含んでいます。それで、現在では、勃起不全という言葉を使うようになりました。
 
これは、「erectile dysfunctil」という言葉の訳です。「勃起障害」ともいいます。略して「ED」とも書きます。ここでは、「勃起不全」あるいぱ「ED」という言葉を使っていきたいと思っています。
 
このサイトを訪れた方は、中には「バイアグラ」自身に興味があるだけの人もいらっしやるでしょうが、ほとんどの人が「勃起不全」に悩んでいる人たちだと思います。でぱ、勃起不全とは一体どういう症状のことをいうのでしょうか。
 
勃起不全とは、「性交を行うにあたって、ペニスが十分な固さにならない、もしくは、挿入ができても、勃起が維持できず、性行為を最後まで行うことができない」状態をいいます。
 
勃起不全の原因には、様々な要素がからんでいます。
 
誰でも思い浮かべるのが加齢です。勃起不全とまではいかないまでも、年齢と共に、勃起力や「精力」が弱くなってきたなというのは誰しも感じることです。10代、20代の頃は1日に2回なんて平気だったのに、30代になると、そうはいきません。また、60代、70代になると、どうしても、「月に1〜2回がやっと」という方が多いようです。確かに加齢と共に、動脈が硬くなりますし、陰茎海綿体も働きが悪くなってきて、勃起力は弱まります。ただし、それだけが原因なら、もしかしたら、勃起は可能かもしれません。そこに、「立たないのではないか」「セックスしている間に柔らかくなったらどうしよう」という不安があると余計に勃起しにくくなります。本当は、「女性を欲しい」と思っていても、「年なんだから」という理由で、そのような気持ちを心の奥深くに閉じ込めてしまうために、性欲自体がもうなくなったという方もいます。また、若い頃はお互いを愛撫したり、お互いを言葉で刺激し合ったりというテクニックをいろいろ試してみますが、年齢と共に、気恥ずかしさも手伝って、そのような工夫をしなくなります。しかし、本当は、年を取って勃起力が弱くなった時こそ、そのような工夫が必要になるのです。
 
年齢による勃起力の低下は確かにありますが、実際には、皆さんの思っているよりもぱるかに弱いものです。「心技体」のうち、「体」はある程度しっかりしていても、テクニックや工夫である「技」をおろそかにした上、性欲の抑制やうまくいくかどうかの不安で「心」がガタガタになっていれば、うまくいくものもいかなくなります。
 
この「心」の部分は、何も高齢者の方に限ったことではありません。20代30代の若い方にも現在どんどん増えてきています。やはり「うまくいかなければどうしよう」という不安が原因で勃起しない人が多いのです。中には、このせいで、結婚できないかもしれないという悩みをかかえている方もいるので、問題は深刻になります。
 
また、40代50代の方でも、仕事上のストレスなどからくる勃起不全が多くあるようです。どうしても、ストレスが過多になると、体の中で、交感神経の働きが活発になり、アドレナリンの分泌が多くなります。勃起自体ぱ、副交感神経がたずさわるものですので、「リラックス」が重要になります。つまり、ストレス過多の状態だと、勃起力は弱くなり必ずしもセックスがうまくいくとは限らなくなります。そういう時に、たまたま失敗すると、今度は、「また、うまくいかないのではないか」という不安で勃起しにくくなります。「仕事に対するストレス」に「セックスに対するストレス」が加われば、勃起を維持することが極端に難しくなります。
 
ここまで述べてきた勃起不全は「心因性勃起不全」といいます。反対に、糖尿病などで動脈硬化が進んだり、手術などで神経を損傷したり、なんらかの「体側の原因」があってなるものを「器質性勃起不全」といいます。例えば、先術した高齢者の勃起不全を医学的に説明すると、「もともと年齢と共に、器質性勃起不全の要素が少しずつ強くなってくるが、それに心因性勃起不全の要素が加わることによってさらに勃起を弱くしてしまう」というような状態なのです。
 

Q.勃起のメカニズムは?

勃起する時はどのような過程があるのでしょうか。
 
「エッチな気分になった」「エッチなことを想像した」「エッチなものを見た」というような視覚的刺激や精神的な刺激があると、脳にその興奮が伝わります。すると、脳から「勃起をさせろ」という信号が「脳←脊髄←ペニスへの末梢神経←ペニス」と伝わります。
 
また、ペニスを直接刺激されると、やはり、それを見て、感じて、脳が同じような信号をペニスへ伝えます。ペニスへの直接的刺激の場合は、信号が伝わる経路がもうひとつあります。それは、ペニスでの「刺激されている」という触覚が脊髄まで行く所までは、前述の刺激と同じです。しかし、その信号ぱ脳まで行かず、脊髄で、直接、ペニスへ行く末梢神経に伝えられます。つまり、近道してしまうわけです。
 
性的興奮がなくても勃起は可能です。大学病院などの医師にかかると、市販の按摩器のようなもので、ペニスを刺激し、勃起するかどうかの検査を行うことがあります。まったく、エッチな想像をしなくても、肉体的に正常な場合は勃起し、そのまま続けると射精します。これにより、器質的な原因がないかどうかを調べるので、非常に重要な検査です。
 
脊髄に異常があって勃起不全のある方でも、この近道の反射があるために、バイアグラの有効率は非常に高いのです(むしろ、全体の有効率よりも高いのです)。
 
勃起をさせろという神経の信号は、一酸化窒素(以下、NO)を介して行われます。NOが分泌されると、それが、サイクリックGMP(cyclicGMP 以下、cGMPと略す)を作り出します。このcGMPが勃起を直接引き起こす働きのある物質です。これらの働きは副交感神経というのが深く関係して行われます。
 
片方で、交感神経が強く勃起に関与してきます。こちらの方ぱ、PDE5(フォスフォリンージェステラーゼータイプ5)という物質を分泌し、cGMPを分解してしまいます。つまり勃起を弱くしてしまうのです。
 
つまり、勃起はNOというプラスの要素とPDE5というマイナスの要素が押し合い圧し合いしながら起こる現象なのです。
 
生理学的には、以上のような物質が関与するのですが、解剖学的には、どうなっているのでしょう。
 
まず、勃起をする時にぱ、ペニスに行く動脈が拡張し血が流れやすくなり、陰茎海綿体が弛緩し血がたまりやすくなります。陰茎海綿体というのは、ペニスの中にあるスポンジ状のものです。血管が変形して袋状になったもので、血をたくさん含むことができます。海綿体の周りは、「白膜」という入れ物で覆われています。白膜は非常に固く伸縮性がないので、海綿体に血がたまると、白膜に圧迫されて白膜以上に海綿怖が膨張できなくなり、固くなるという仕組みです。
 
固くなるには、静脈も関係します。海綿体に血がたまって、海綿体内の圧力が高くなると、静脈を圧迫して少ししか血を通らなくしてしまいます。つまり、ペニスにたまった血が逃げにくくなり、勃願が続きやすくなります。その時には、動脈も圧迫を受けているのですが、それ以上に血が出にくいために、勃糾が持続するということになります。
 
勃起には、「平滑筋」という筋肉が強く関係してきます。平滑筋というのは、簡単にいえば、心臓や胃腸等の筋肉で、普通、思い通りに動かない筋肉(不随意筋)のことです。腕や足の筋肉は動かそうとすれば動かせますが、胃腸の筋肉を動かせといわれても無理だと思います。
 
動脈やその変形である海綿体の壁にも、平滑筋があります。この動脈平滑筋と海綿体平滑筋がはじめの生理学的な説明とあとの解剖学的な説明とを結ぶカギになります。
 
先ほど説明したcGMPはこの平滑筋を弛緩させるのです。それで、ペニスの動脈と海綿体とが弛緩し、血がたまりやすくなり、勃起するのです。cGMPがいかに重要であるかおわかりになられたと思います。これを増やすNOや、これを減らすPDE5も重要です。実はこのメカニズムを発見した人はノーベル賞を取ったのですが、そのくらい重要な発見だったのです。簡単におさらいすると次のような行程で勃起は起こります。
 
1「イメージもしくは直接的な性的刺激を受ける」
2「脳がペニス内にcGMPを分泌するように命令する」
3「cGMPが海綿体をリラックスさせ、動脈を広げる」
4「海綿体に血液が流れ込み、硬直する」
5「海綿体の膨張により静脈が圧迫される」
6「静脈から血液が流出せず、動脈から血液が流れてくる」
7「勃起が持続する」
 

Q.ED・勃起不全の原因とは?

A.勃起のメカニズムには、次のようなものが出てきました。動脈、静脈、海綿体、神経、白膜です。このうち、白膜の異常は少ないようです。ただし、白膜に穴がおいていたりすると、圧力が逃げますので、ペニスが固くなりにくくなります。また、静脈が極端に太いとか、海綿体が膨張してもうまく圧迫されないとかすると、やはり、勃起しにくくなります。
 
その中でも動脈の障害による器質的勃起不全は非常に多く見られます。動脈の障害といっても、主には、動脈硬化です。言葉通り、動脈が固くなり、うまく動脈が弛緩しなくなります。動脈が弛緩しなければ、血が集まってきませんので、勃起しにくくなります。
 
動脈硬化の原因はいくつかあります。糖尿病、高脂血症、高血圧、タバコ、肥満、痛風、ストレスなどがそうです。50代以上の方で、これらの全てが当てはまらないという人のほうが珍しいかもしれません。
 
この中でも、糖尿病による勃起不全は有名です。30〜60%の確率で併発するといわれています。また高血圧や高脂血症でも、糖尿病ほどではないにしろ、勃起不全が起こりやすいといわれています。あと、加齢も動脈硬化の原因になります。厳密には加齢によるものは動脈硬化とはいわないのでしょうが、若い頃から比べると、やはり年齢と共に動脈は硬くなります。そうなると当然、勃起は弱くなります。
 
タバコについては、動脈硬化の原因となるので、ヘビースモーカーの方には、「タバコを控えた方がいい」と指導されるのですが、「タバコによってストレスを解消しているので、タバコを止めたらストレスが増えて同じことではないか」という質問が逆にされます。確かにおっしゃる通りですが、ストレスをタバコで紛らわすのは、やはり健康的ではなく、できれば、運動をするとか、散歩をするとかで、少しでも精神的リラックスをはかるようにして、完全に止めるとぱいわないまでも、少しでも減らすようにされた方がいいのではないでしょうか。運動によるリラックス自体は、心因性の勃起不全にも効果がありますし、何より、動脈硬化は、勃起だけでなく、寿命にも確実によくないものです。
 
次に、海綿体の問題による勃起不全ですが、海綿体の容積が小さくなると勃起不全が起きます。海綿体ぱ血管が小さな袋状に無数に広がってできたものですが、これが繊維化といって、袋が潰れてしまうと容積が次第に小さくなります。白膜という入れ物の容積よりも小さくなると、海綿体に100%血がたまっても、完全勃起はなくなりますし、そこまでいかなくても、勃起力ぱ弱くなっていきます。
 
海綿体の容積が小さくなる理由は、いくつかありますが、加齢もそのうちのひとつといわれています。また、勃起不全の治療として行われる海綿体内注射も繊維化の原因になります。
 
神経の問題で起こるEDの原因は様々です。例えば、脊髄に問題があると、脳の信号がペニスにまで伝わりませんので、勃起が弱くなりがちです。また、糖尿病では、神経に行く血管が傷んで、神経に十分な栄養と酸素が行かないために、神経自体まで傷んできます。糖尿病による勃起不全は、ペニスへの動脈の勃起不全によってだけでなく、神経の損傷によっても起こります。
 
薬の副作用で、勃起不全になるのもあります。これも中枢神経系の問題が起こるためです。ただ、これも、その薬を飲むための原因疾患の治療との兼ね合いで止められる場合と止められない場合があります。
 
あと、内分泌の異常があると、中枢神経の働きが悪くなり、勃起不全になることがあります。男性ホルモンであるフリー・テストステロンの分泌が少ないと、やはり、勃起不全になることがあります(完全な相関関係があるわけではない)。また、乳腺ホルモンが多いと、勃起不全になることがあります。
 
加齢と共に、フリー・テストステロンが少なくなるといわれており、それも、勃起を弱くする原因になります。
 
ざっと説明しましたが、大体、右のような原因が器質性勃起不全の主なものです。
 
あと、心因性勃起不全があります。これぱ、「勃起しないのではないか」というような不安のために、勃起しなくなるというものです。
 
生理学的に説明すると、「勃起しなければどうしよう」という不安やストレスがあると、交感神経の働きが強くなり、勃起のマイナス因子であるPDE5をどんどん分泌し始めます。PDE5はcGMPを分解するために、cGMPがどんどん減っていきます。cGMPによって弛緩していた動脈や海綿体の平滑筋は収縮を始め、血をペニスから追い出し、勃起は弱くなります。
 
もちろん、「勃起しなければどうしよう」という不安やストレスがある中では、純粋に性欲を感じる部分は減ってきています。性欲が、NOの分泌を促し、さらに、cGMPをどんどん作るわけですから、性欲が少なくなれば、プラスであるNOも減るわけです。
 
つまり、心因性勃起不全では、プラスが減り、マイナスが増えるわけですから、当然、勃起が弱くなります。
 
 心因性勃起不全でもっとも典型的なものが、昔、「新婚インポテンス」といわれていたものです。今なら、「新婚ED」です。これは新婚の時に限らず起こり得ます。初めてセックスを行った時に、うまくいかなかったため、2度目からは「また、うまくいかないかもしれない」という不安を抱え、その結果失敗を繰り返すというものです。
 
ご本人にしてみれば、大変なことなのですが、原因は比較的単純だといわれています。要するに、「うまくいかないのではないか」という不安です。ただ、人間の場合、どうしても物事を複雑に考えてしまいがちで、「彼女が自分をどう思っているのか」とか「もしかして自分は特異体質かもしれない」とか「一生うまくいかないのかもしれない」などの不安の連鎖反応を引き起こし、いよいよひどくなっていきます。ひどい人の場合、マスターペーションすら、うまくいかなくなります。自分の心にふたをするせいなのか、性欲自体を減らして、自分を守ろうという反応が起こります。
 
様々な医師が様々な治療法を試みました。精神科的な療法もありました。また、行動療法といって、抱擁←愛撫←挿入←セックスというように少しずつのステップアップを指導していくことによる治療法もありました。
 
中には、乱暴に聞こえるかもしれませんが、海綿体内庄射による治療法もありました。プロスタグランディンE1などを陰茎海綿体に直接注射し、海綿体や動脈の平滑筋を無理矢理弛緩させ、勃起させます。もちろん、性欲がなくても勃起しますし、射精しても勃起は弱くなりません。この注射により、セックスが可能になります。それで、何度かセックスを行い、離脱していくことにより、治療するという方法です。要するに、注射で無理矢理勃起させ、「セックスできないのではないか」という不安を、吹き飛ばすというものです。これぱ、乱暴なように聞こえるかもしれませんが、日本でもアメリカでも60〜70%くらいの治癒率がありました。
 
しかし、海綿体内注射には皆さん抵抗がありますし、また、日本では自己注射が認められていません。
 
バイアグラは、海綿体内注射と同じ効果を新婚EDの方にもたらすでしょう。
 
しかし、海綿体内注射や精神療法や行動療法などで、治療してもなかなか治らない場合があります。もちろん、それだけ不安が強い場合もありますが、比較的多いのは、「パートナーの方との問に愛情がない」という原因です。愛情がなくても性欲はわく場合もありますが、愛情がないと性欲がわかない人もいます。また、愛情がないならまだしも、憎しみや嫌悪感にまで発展していたら、治るものも治らなくなります。
 
バイアグラによって様々な勃起不全が治療されます。しかし、最も重要なのは、「愛情」なのだと思います。これが、何よりの薬です。バイアグラやその他の治療法ぱあくまで道具に過ぎません。「愛情」を育む道具にしか過ぎないのです。最終的には、「愛情」ほど勃起不全に効く薬はありません。
 
新婚ED以外の心因性の勃起不全もやはり同じ様なものです。ただ、他の器質的な部分が重なると、原因がわかりにくくなります。特に、30代を超えると次第に、10代20代に比べて勃起力が弱くなります。それだけなら、勃起不全ということにはならないのですが、たまたま、体調が悪くて、途中でなえてしまった時とかがあると、「また柔らかくなるのではないか」などといった様々な不安がもたげてきて、しまいには本当に柔らかくなってしまいます。仕事上のストレス自体も、交感神経優位の状況を作り出し、勃起にはマイナスです。
 
高齢者になると、もっと、心因性の部分による影響は出やすくなります。もともとの器質的な勃起力はやはり若い頃から比べると弱くなっていますので、少しでも心因性の部分が出ると、適面に、勃起が弱くなる可能性があります。たまたま体調が悪くてうまくいかないと、「もう弱くなってしまったんだ」と心の中で決めつけてしまって、性欲自体を封印してしまう嫌いすらあります。また、世の中の人も、年を取ってまでセックスをしたいとは思われたくないというような風潮があり、余計に自分の気持ちを自分で閉ざすというようなことをしてしまいがちです。実際には、人間は基本的に死ぬまでセックスするようにできているのです。
 
また、1年振りとかでセックスをしようとすると、「久しぶりにうまくいくのか」という不安も起こります。それでうまくいかなければ、また不安も起こります。
 
セックスというのは、「男が女を喜ばすものだ」という印象が男性にはあります。しかし、この「男が女を」という攻撃的な考えぱ、交感神経優位の状況で、どちらかというと、勃起にはマイナスになります。特に、高齢者の場合、それが強く出やすくなります。ですから、理想的には「女性に喜ばせてもらう」というような女性に守ってもらうような形が高齢者のセックスには重要だといわれています。たとえそこまでぱ無理でも、「お互いに刺激しあって」というくらいの形にすることは必要でしょう。
 
繰り返しになりますが、若い間は、刺激が少なくても気持ちだけで勃起し、勢いだけでもセックスできました。しかし、年を取ってくると、勃起するには、若い頃以上の刺激が必要になります。海綿体の容積が減っていますので、ベストに近い状態でないといけないのです。ですから、手や口で刺激してもらうなり、お互いに刺激しあって、ゆっくりと情感を高める必要があります。若い時以上にです。
 
結局のところ、それがお互いの愛情につながり、また、その愛情がさらに性欲を強くします。
 
高齢者のかなり多くにバイアグラは有効でしょう。しかし、バイアグラを安易に使うのでぱなく、それにプラスして、やはり夫婦間でお互いを刺激しあうという工夫を忘れないでいただきたいと思うのです。新婚EDの場合もそうですが、最も重要なのは、愛情であって、バイアグラは道具でしかおりません。
 
バイアグラで勃起し、セックスが可能になり、「お勤めを果たせたからいいんだ」でぱ、根本的な問題は解決されていないのです。
 


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